ビーズクッションといえば無印!真っ先に連想される方も多いのではないでしょうか。別名「人をダメにするソファ」の綿カバータイプを実際に長年使って感じた、良かった点とイマイチな点をまとめてみました。
無印のビーズクッションとは?

体にフィットするソファであり、本体には流動性のある微粒子ビーズが中に入れてあります。座る人の身体に合わせて優しく包み込まれるような座り心地です。重量は約6kg、ほどほどの重さであるため使用中に容易に動くこともなく安定感があります。また掃除の際には女性でも簡単に移動できる仕様となっています。限られたスペースの有効活用に役立ち、快適なおうち時間を過ごすことができるアイテムなので、この機会に購入を検討してみては如何でしょうか?
無印のビーズクッション:良かった点
●デザインがシンプルなので部屋になじみやすい
飽きが来ないシンプルなデザイン。以前よりもソファカバーの色や素材の種類も増えているのでお好みを反映しやすくなりました。
●ビーズが微粒子なので体型に合わせてフィットする(座り心地が良い)
体型に合わせて自由自在に形が変わるため、ホールド感があり安心感を与えてくれる。
●程よい重量感で安定性がある
使用中にズレて動くことが少ない。
●使用場所の変更が容易
女性でも両手で持ち運びが可能。
●カバーの着脱が容易
ファスナー構造で間口が大きいので出し入れが容易。
●カバーの洗濯・交換が可能なので衛生的
綿カバータイプの場合、家庭用洗濯機で「ドライ」洗濯可能。
●幼児の遊び道具にもなる
子どもも乗り心地の良さを感じるため?かは分かりませんが、いかんせん受けが良い。柔らかいので怪我の心配が少ない。乳幼児は埋も れてしまうので使用は控えた方がいいでしょう。
無印のビーズクッション:イマイチな点
●ビーズのヘタリが早い
想像以上の早さでペシャンコになっていきます。これは「無印だから」ではなくビーズクッションの特性です。使用頻度にもよりますが、成人男性が毎日使えば2~3年程度で補充が必要になります。
●ビーズの補充が大変



ビーズの補充量はヘタリ具合によりけりです。補充方法については私がこのクッションを購入した当時はありませんでしたが、補充用クッション(1kg)が販売されているようです。但し、本体1個につき、補充用クッション1個までの制限あり。実際、カバーの中で分離してよれてしまい、フィット感が損なわれるといった声もあるようです。
私の使用時は本体カバーの端の糸を糸切りばさみで切断して開口。別途購入しておいた補充用マイクロビーズを、広口ロートやサランラップの芯などを利用しながら補充していました。ビーズ素材が発泡ポリエスチルなので、静電気で色々なところにくっつき補充の度に苦労したのを鮮明に覚えています。尚、補充ビーズのサイズは必ず0.5mmを選んで下さい。他のサイズだと座り心地が変わってしまうので。
●綿部分の埃の付着が目立
床に直で使用するため綿部分のホコリ付着が目立つ傾向にあります。
●処分にコストが発生する
大型クッションになるため、粗大ゴミ扱いになることが多いと思います。分別して処分費を浮かす方法もありますが、分解するとビーズが飛び散り、後に片付けの時間を考えると利口な選択とは言えません。ちなみに私自身はというと、分別を試みましたがビーズの散乱により辺り一体が大惨事に…。断念して粗大ゴミ処分へ変更しました。
まとめ
ソファ本体、カバーの造りはしっかりしていて、使用感としても価格に見合った非常に満足のいく仕上がりです。そこ辺りは安心の無印といったところでしょうか。子どもが激しい使い方をしても簡単には壊れません。お子さんと両親共々、お気に入りになること間違いなしの一品でしょう。但し、ビーズのヘタリに関しては、思った以上にランニングコストがかかる可能性があることをお忘れなく。善し悪しを踏まえた上で、是非ご検討ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
おわり。 *画像は無印良品公式サイトから引用