コロナ対策!!マスクを嫌がる幼児への対処法

今のご時世、外出時には必需品となっているマスクですが、幼稚園や保育園などでもマスクの装着を推奨する園が増えています。世の動向をみている限り、まだまだマスクを手放せそうにはありませね。小さい子どもがマスクを嫌がったり、なかなかきちんと着けてくれないことに困っているママも多いのではないでしょうか。

 

今回はうちの子ども達が登園する際に、マスクをつけることを受け入れてくれた方法論を紹介します。

 

子ども達に試したマスクの種類

●ガーゼマスク
見た目すら気に入ってもらえず断念。洗って繰り返し使える利点があり経済的。

●ウレタンマスク
様々なバリエーションがあるため好みの色を探すのは容易でしょう。着け心地は通気性があり非常に軽い。こちらも洗って繰り返し使える利点があり経済的。子どもたちは一瞬装着するも長時間は持たず。最近増えているキャラクターデザイン入りも試しましたが、家でなりきり遊びに使う程度で終了。

●不織布プリーツマスク
白の一般的なシンプルな物。夫婦共々こちらをつけていることから、子どもとしては最も馴染みがあるデザイン。口のあると邪魔との理由でこちらも拒否。

 

結論、マスクの種類に関わらず子ども達は拒否。とはいえ、お店などへの一時的な入店ですらマスク着用が言われているご時世です。そんな時に、着ける理由を説明して辛うじてつけてくれたのは不織布プリーツマスクでした。私としてはマスクの効果を考えると最も子どもに受け入れてもらいたかった種類なので、この点は一安心。しかし、肝心の登園につけてくれるかの問題はまだ解決していません。

*豊橋技術科学大学からのプレスリリース。Twitter上で阿部洋介(@abysk)さんが一部改変した図。

 

子ども達がマスクを嫌がる理由

●呼吸のしづらさ

小さい子どもは大人よりも肺が小さく、息苦しさを感じやすいです。走り回るときなど必要に応じて外す時間を設けても良い説明をして安心感を与えることが大切です。

 

●着け心地の悪さ

小さい子どもだからこそ我慢はきかないもの。肌触りへ強い拘りを示す子もいます。

 

●サイズの不適合

サイズが合っていないと鼻を越えて、目の付近に当たってしまいます。きちんと子ども用のサイズであったり、形状によるフィッティングを確かめて選ぶのが大切です。

 

●ゴム紐の締め付けによる耳の痛み

丸耳ゴムタイプ平耳ゴムタイプのものがあり、平耳ゴムタイプで更にジャバラ状になっているものだとフィット感がソフトになる傾向があります。またゴムの伸縮性もメーカーによって差異がありますので要確認です。

 

●マスクの中が湿って気持ち悪い

大きな声でお話をする園児は、大人の想像以上にがマスクに付着して濡れてしまうことが多いです。また呼吸による湿気でマスクが湿ってしまう不快感を嫌がることもあります。替えのマスクを準備することも大切となります。

 

●カッコ悪い

お友達のマスク着用率が低いと、自分だけつけることに抵抗が生じる場合も。こちらは環境因子なので難しいですが、仲の良いお友達と協力して、同時に始めることで突破口が開けるかもしれませんね。

 

子どもが嫌がりそうな理由を考えつつ、様々なメーカーの不織布マスクを購入して試してみたのですが、結局どれも反応は変わらず。親として本当に悩みました。

 

マスクを嫌がるうちの子ども達への対処法

●子ども専用のマスク入れを準備する

好きなキャラクターをつけたマスク入れを準備する。これが我が家では最も効果的でした!!クオリティーなんて関係なし。写真のようにジップロックにお菓子袋を切り抜いて貼り付けて、本人の名前を書いただけです。こんな単純な工夫一つで受け入れてくれました。それまでは色々なメーカーから出されているマスクを試し使いすることばかりに目がいっていました。子どもは「自分のお気に入りの物」がとにかく大好きです。うちの子どもの場合、この方法でその気持ちをくすぐることができたようです。

 

●マスクの種類を選定

嫌がる原因を確認して、色々なメーカーのが出しているマスクの特徴を踏まえ試し使いする。

 

●マスクにひと工夫

マスクに好きな香りを付けたり、好きな絵を描いてあげる方法もあります。

 

最後に

子どもがマスクを嫌がる原因を確認して、色々なメーカーが出しているマスクの特徴を踏まえ試し使いしていくしかない場合もあると思います。ただ我が家のように、マスクそのものの選定ではどうにもならない場合もあると思います。そんなときにダメ元でこの方法を試してみては如何でしょうか。少しでも誰かのお役に立てればと心から願っています。同じ子育て世代の一員として、一緒にコロナを乗り越えましょう。

尚どんなに工夫をしてもマスクを受け入れない子どもがいるのも現実です。また小さい子どもへのマスクの装着に賛否両論があることも事実です。そんなときは無理をして強引にマスクをつけさせるのではなく、なるべく人混みを避けて、手洗いうがいの徹底に励む対応をとるだけでも十分親の努めを果たしていると思います。無理のないマスク活用を検討して、親子間の関係性が悪くならないようにすることが最も大事だと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

おわり。

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