肌にやさしい おすすめのおしりふき

赤ちゃんだけでなく、幼児のおむつ替えにも欠かせない「おしりふき」。毎日、それも使用回数が多いグッズだからこそ、使い勝手の良い物を選びたいですよね。しかし種類が多く出回っているため、どれにすれば良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。現在販売されている、おしりふきはバリエーションがとても豊富です。そこで今回は、多くのおしりふきを使い比べた実体験を踏まえて、子ども用おしりふきの選び方とおすすめの商品をご紹介いたします。

子ども用おしりふきの選び方

どのパッケージにも似たような文言が並んでおり、お店やネットの商品説明に目を通しても、正直違いがよく分からないと思う人が多いのではないでしょうか。私自身がそうでした。「同じような物なら一番安いものでいいや」と選ぼうとしている方、チョット待って下さい。実は細かな違いがあるんです。今から後悔しない選び方をお伝えしていきます。

結論からお伝えすると、選ぶポイントは下記になります。

●拭き取り力(少ない回数、軽いタッチで拭き取れる

●肌あたり(シートの繊維の柔らかさの違い)

●シートの厚みやサイズ、伸縮性 

●袋からの取り出しやすさ(入れものから複数枚同時に出てきにくい)

●トイレに流せる(水に溶けやすい生地)

●ケース入り(乾燥しにくい)

●価格

おしりふきを選ぶ場合、最低でもこれらの特徴を踏まえた上で決定したいものです。とはいえ最終的には実際に使って違いを確かめないことには分かりません。全ての商品を試すなんて無理!回りくどいことを言ってないで、何がおすすめなのか早く教えて!とお考えのあなたへ。

私がおすすめするのは、アカチャンホンポで売られている水99% Super 新生児からのおしりふき(スタンダード:薄手タイプ)」です。

大切な自分の子どもに使うグッズだからこそ、商品の良さを理解することが大切です。まずはおしりふきの種類を大きく大別して比較していきましょう。

 

子ども用おしりふきの薄手と厚手の違い

●分厚さ

薄手タイプの特徴としてあげられるのは水に溶けて流せる便利なものがある点です。処理が手早く済む反面、薄いということは汚物の感触が伝わりやすく、シートへの臭いが浸透しやすい点です。つまり厚手タイプはその反対で、汚物の感触が伝わりにくいだけでなく、シートへの浸透具合を抑えてくれるため衛生的に使用できます。

●水分含有量

おしりふきは厚さが増すほど基本的には含まれる水分量が多くなる傾向にあります。その分、1枚で汚れをしっかり拭き取りやすく処理しやすいと言われます。

●価格

おしりふきは毎日使う消耗品なので価格が気になるところですが、一般的に厚手タイプのおしりふきのほうが枚数が少なく高価は高めです。

 

子ども用おしりふきの使い道

おしりふきという言葉から「排泄」が真っ先に浮かぶ方が大多数だと思います。しかし、おしりふきの用途はおしりのケアだけに留まりません。どのような使い道があるのか整理してみましょう。

●おしりのケア

基本的には赤ちゃんが生まれた直後から使用可能なものがほとんどです。おしりのケアとは切っても切れぬ関係、王道の使い道。使い捨てで簡単、かつ衛生的にケアするための必須グッズ。

●顔ふき

動きの少ない赤ちゃんの場合はガーゼの使用頻度が高いと思いますが、少し大きくなってくると使い捨てでササッと済ませられるおしりふきが重宝してきます。赤ちゃんが動き回るようになる頃には、ガーゼを濡らして準備する一手間でさえも省きたくなるもの。外出先では近くに水道が無いなんてことも。そんな時にもとっても役立つ優れもの。

●掃除

食べこぼしなどの処理にササッと取り出し簡単片付け。くるっとまるめてポイ。シートの湿り具合がちょうどいいんです。また、「純水率の高い商品」の場合、カルキなど不純物の含有率が低いことを意味します。このタイプはウォータースポットになりにくい特徴があり、ちょっとした窓や硝子をキレイに拭きあげるときに重宝するんです。

 

薄手タイプのおしりふきをメインにした理由

●厚手タイプの使用感

厚手タイプは汚物の感触が減りシートへの浸透が減る分、自分の指や手が汚れる量が減るのは実感できました。汚物の処理が苦手な方には非常に重宝すると思います。しかし、薄手タイプと比較して、この感触が減って生地が硬くなる分、個人的には拭き取り(掴み取り)にくくなるのが気になりました。また、厚手タイプのほうが水分含有量が多く開封後の乾燥防止能力も高いことを期待しましたが、期待通りとはいかず、薄手タイプと比較してあまり大差は感じませんでした。

●汚れ落ち

厚手タイプのほうが水分含有量が多くなる分、何度も擦る必要がなくおしりに負担を掛けずにキレイにできると言われていますが、個人的な感想としては薄手タイプを使用した場合と思ったほどの違いは感じられませんでした。むしろ薄手タイプでも厚手タイプでも使用枚数があまり変わらないことが多かったです。薄手タイプのものでも水分含有量がkeepされていれば十分にカバーできます。

結局のところ大人でいうトイレペーパーのシングルとダブルの違いの様なもので、薄手タイプでも厚手タイプでも使い手が「少ない枚数で拭き取る」という意識がないと節約効果は発揮されにくいのかもしれません。また、処理する排泄物の量や硬さによっては、どのみちおしりふきシートの使用枚数が多く必要になります。

 

薄手のおしりふきを使い比べてわかったこと

開封後、おしりふきの残数が少なくなる頃には水分含有量が減るのですが、物によっては乾燥して使えなくなりやすい商品も。そもそも、極端に安い物ですと開封直後からしっとり感が少ないことに気付くはずです。このような商品は拭き取りにくいだけで無く、暑い時期ですと特に乾燥が早く、使い切りの前にダメになることもあります。安物買いの銭失いになりかねませんのでご注意下さい。

以上を踏まえ、私はアカチャンホンポで売られている水99% Super 新生児からのおしりふき(スタンダード:薄手タイプ)」に落ち着きました。私は自分の手が一時的に汚れることには抵抗がないため、総合的に判断して薄手タイプの一択で良いとの結論にいたりました。薄手タイプは臭いが手につきやすいのですが、これはハンドソープでは落ちにくいため、手荒れが強い方にはおすすめできませんが食器洗剤を使用すると落ちやすいです。なにが何でも臭いがつくのが嫌な方はポリ手袋の装着や厚手タイプをおすすめします。

今回、紹介させていただいた商品は水分が長持ちしやすいです。もちろん、きっちり空気を抜いて、なるたけ密閉するのは大前提となります。こんな便利商品もあります。

最後に

厚手タイプの方が赤ちゃんのデリケートな肌に優しくて良いとの意見もありますが、最終的には他人ではなく自分自身が使いやすいと思える物を選択するのが重要です。そして何より、子どもに対して愛情をもって優しく丁寧に拭いてあげることのほうが、実はものすごく大切なことです。極論ですが、おしりふきの選択で子どもの成長に大きな影響を及ぼすなんてことはありません。各家庭環境に応じて、おしりふき選びをしていただければと思います。今回の内容が誰かのお役に立てれば嬉しいです。

私が色々な商品の使い比べをして行き着いたのはコレ。アカチャンホンポ水99%Super 新生児からのおしりふき(スタンダード:薄手タイプ) 」。現在もリピートしています。付き合いの長くなるグッズだけに箱買いでリーズナブルに済ませるのがおすすめです。みなさんもお気に入りの商品をみつけてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

おわり。

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